FATOMS Yaris TGR Yaris Cup 東日本シリーズ第2戦・第3戦 参戦記
スタッフブログ
こんにちは。FATOMS制御チームの大木です。8/31・9/1にYaris Cup東北シリーズ第2戦、3戦がスポーツランドSUGOにて行われました。前回のブログでもお伝えしましたが、5月に行われた開幕戦では決勝2位を獲得できており、シリーズチャンピオンを目指して今回のレースに挑みました。今回のレースは普段と異なり、土曜日に第2戦の決勝、日曜日に第3戦の決勝が行われる2連戦でした。決勝のグリッドを決める予選は1stタイムが土曜日、2ndタイムが日曜日のグリッドというルールでした。まずは予選。直前まで降っていた雨が止み、急激に路面が乾きゆく非常に難しい路面での予選になりました。ギリギリまで乾くのを待ち、20分間の予選開始後も10分ほど待機してからアタックする予定でしたが、待っている間にコース上でのトラブルで赤旗中断。再開を待ち、残り時間10分とのアナウンスが流れ予選が再開されます。再開後コースインし、アタックのための位置取りをしているとまさかの2回目の赤旗中断!!そのためピットに戻り再開を待ちますが残り4分というアナウンスが流れ、1周も周回していない僕はノータイムという窮地に立たされました。再開後すぐコースインし、1周目のアタックを開始。中断前に走っていた人たちと違いタイヤが温まっておらず、かなりピーキーな状態で帰ってくると3番手タイム。あと一周にかけ、死ぬ気でアタックし帰ってくると電光ボードにゼッケン5が表示され、なんとかポールポジションを獲得できました。2周しかアタックできずチェッカーとなってしまい、ポールはとれたものの、3戦目のポジションは3番手でしたので、あと1周できていればと悔しい予選結果になりました。ポールからスタートできる土曜日の決勝、2番グリッドにはチャンピオン争い中の選手がおり、このレースを負けた時点でランキング1位は不可能ですので何としてでも優勝する必要がありました。レースがスタートし順調にスタートを決めると、そのまま抜かれることなく何とか1位で10周のレースを終えることが出来ました。今回は土曜日のレースのみポールポジションポイントというものが付与されるので、開幕の2位、第2戦の1位を合わせて1P差でランキングトップに立てました。そんなランキングトップで迎えるレースが日曜日に行われました。3番グリッドからのスタート、順位は変わらずオープニングラップを走り、とにかくトップの選手の真後ろに行かなくてはチャンスが無いので2位走行中の選手に猛プッシュをかけますが、抜くには至らず、非常に苦しい展開となってしまいました。2位の選手のペースがトップの選手よりも良かったため、無理には仕掛けず、2位の選手が1位の選手を捉えるまで2台でプッシュしました。トップに2台で追いつくものの、やはり狭いSUGOのコースでは仕掛けるにも至らず、順位の変動がないままチェッカーとなり、非常に悔しい3位フィニッシュ、ランキングは2位となってしまいました。チャンピオンが目前にあっただけに、死ぬほど悔しいですが実力で負けたのでしかたありません。しかし去年の最終戦からずっと調子が良く、常に表彰台に乗れているので今年の残るレースも好調をキープできるよう頑張ります。今年はシリーズランキングを追うレースはもうありませんが、スポット参戦はまだありますので、各地で表彰台争いが出来たらいいなと思います。今回も、サポートしてくださっているスポンサー様はじめ、応援してくれている家族、会社の皆様、レースサポートしてくださるT-RISE小野田様には大変感謝しております。ありがとうございました。今後も大木隼人をよろしくお願い致します!!