FATOMS　お互いを支え合う環境づくりを目指して

2021年4月30日、FATOMSは富士市健康政策課から講師の進藤様をお迎えして、ゲートキーパー講習会を受講しました。ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話しを聴いて、必要な支援につなげ、見守る人のこと。私たち日本では、自ら命を断ってしまう人が、平成10年に初めて3万人を超え、その状況が14年続いた後、ようやく減少状態になったものの、近年再び増加傾向にあるそうです。自殺は、個人の自由な意志や選択の結果ではなく、様々な要因から心理的に追い詰められた後の死であり、その最悪な事態を少しでも無くすためにできることが、こころのゲートキーパーになること。私自身ついつい、「最近、この人元気がないな」と感じても、そのうち、もとに戻るだろう・・・プライベートな事を聴くのは気が引ける・・・自分が心配したところで始まらないだろう・・・などと思ってしまうことがあります。しかし、ほんの少しの勇気と優しさで救える命があることを学び、そして、まず大切なことは身近な人や仲間に、関心を持つことではないかと感じました。誰もがなれる「こころのゲートキーパー」　きっとあなたもなれるはず！

、